2007年10月30日

ディジョンのパン・デピス Pain d'Epices de Dijon <Mulot & Petitjean> (Dijon)

先日、小さなパン・デピスの記事を書きました。
今日はおおきいパン・デピスのほうのご紹介です。

paindepice3.JPG

お店に入ってすぐ右側に小さな丸いテーブルがあり、そこに Mulot & Petitjean(ミュロ・エ・プチジャン)のパン・デピスがあります。
Mulot & Petitjean は1796年創業のディジョンのパン・デピスの老舗です。

パン・デピスが何かご存知の無い方のために少々解説を。
シナモンやナツメグなどの香辛料(スパイス)を沢山使って作ったケーキの類で、通常はちみつがたっぷり使用されています。英語で説明する場合は「スパイス・ケーキ」と言っています。ルーツを辿ると、英語圏のジンジャーブレッドと関連があるようなのですが、フランス国内だけでも沢山のバリエーションのあるパン・デピスをうまく説明するには、やはり現品がどんな味なのかを説明するほうが早いですよね。
(中には、固いクッキーのようなパン・デピスも地方によってはあるのですが、ディジョンのパン・デピスはケーキやパンのような感覚です。)

デニーズおばさんは、このミュロ・エ・プチジャンのパン・デピスをこよなく愛しています。
「毎朝これをトーストして食べると、もう幸せなのよ〜」と、乙女な表情。(笑)
おばさんがそこまで愛してしまうこのパン・デピス、何かヒミツでもあるのでしょうか…?

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2007年10月29日

4時のおやつ

フランス人は、おやつは3時ではなく4時に食べるようです。
フランス語でおやつを「quatre-heure」と言うのですが、そのまんま「4時」という意味なんですね。日本語の「おやつ」も八つ時から来ているので同じようなものですね。
フランスでは夕食が夜8〜9時頃と遅い家もけっこうあるようで、だからおやつの時間も遅いのでしょうか。日本人だと「え?4時におやつ??」って思っちゃいますよね。

そんなフランス人が「4時のおやつ」に買っていくお菓子たちです。
bouchee.JPG

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2007年10月27日

プレゼント包装

昨日はお店は比較的静かでした。
もうすぐ11月1日の祝日があるので、ちょうど今頃から学校がお休みなのだそうで、会社の連休を取って田舎にお墓参りに帰っている人たちもいるらしいです。

お店が静かな時、私は何をしているかと言いますと…
商品の袋詰め作業か、在庫補填か、プレゼント包装です。

今日は、はじめて丸い缶の包装をしました。
四角い包装紙で丸い缶を「まぁるく」包むのは、けっこう難しいんですよ!

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2007年10月26日

口紅はシャネル

デニーズおばさんの、もはや制服ともいえるタータンチェックのスカートは、バーバリーのものです。
年がら年中このタータンチェックで、夏物・冬物と持っているそうです。こだわりの人、デニーズおばさん。質の良いものを選ぶから、やっぱりバーバリーなのでしょうね。。。

でもそうやってこだわっているのに、お化粧とか髪型にはあんまりこだわりが見られません。
どうして三つ編みにしているの?と聞いた時の返事は
「髪型どうしていいかわからなかったから、ずっと三つ編みなのよ。」
と。
お化粧も同じ理由で、どうやらファンデーションと口紅だけのようです。フランス人女性は目元のお化粧をしている人が多いので、デニーズおばさんはとっても薄化粧。

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Les Cassissines de Dijon カシシーヌ (Dijon)

cassissine1.JPG
これはディジョン銘菓のカシシーヌです。
お店にいらっしゃるお客さまがじっくり店内の品々を眺めていくうちに、この小さな黒っぽいモノに目がいって、「何ですかコレ??」ってたずねられることが多いです。
とっても存在感が薄く、自己主張しないパッケージなのですが…実はコレ、なかなか美味しいんですよ(^^)

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2007年10月25日

当ブログ内の用語解説

このブログの中に登場する言葉で、わかりにくいものをこちらで解説します。
(五十音順・アルファベット順に並べて、順次追加します。)



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2007年10月24日

デニーズおばさんとの出会い

私がデニーズおばさんと出会ったのは、たぶん2001年か2002年、買ったばかりの『パリ・スイーツ』(←蔵書コーナーで紹介してます)を見て、ルルーさんのキャラメルを買いにお店に行ったからです。

その頃はまだぜんぜんフランス語が話せなかった私。おばさんと英語でしか会話できませんでした。でも、お店に行くまでは、まさかあんなおしゃべりなマダムだとは想像もしていなかったので、「キャラメル一袋買うだけだから…」と思って出かけたのです。

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お世話になっている本たち

日々お世話になっている本たちをご紹介します。
(順次増やしていきます。)


パリ・スイーツ 私が恋するパリのお菓子』 大森由紀子 著 (料理王国社)2001
 パリの美味しいケーキと、パリで買えるフランス地方菓子のお店が紹介されています。大森さんの、お菓子を愛してやまない優しいまなざしが伝わってくる文体で、情報ブックとしてだけではなく読み物としても心あたたかくなる本です。私の大好きな本です。


『お菓子好きのための フランス地方の過ごし方 小林かなえ 著 (文化出版局)2004
 お菓子好きの人が、パリだけではなく地方に足を踏み出すきっかけになる本です。実際に行動するパターンが時間きざみで書かれており、少ない滞在時間の中でどんな場所を見てまわれるのか?と心配な方にはもってこいの内容。写真も充実しています。でもデニーズおばさんが知ってるお店が載っていなかったり、お菓子のお店以外にレストランやお土産物のお店が紹介されているので、どちらかと言うとガイドブック的存在ですね。


私のフランス地方菓子 大森由紀子 著 (柴田書店)1997
 フランスの地方菓子のお話とレシピがとても上手にまとめられた良本です。おいしいお菓子を自宅で作るのが好きな方のための本。日本で手に入れにくい材料なども、代用品の紹介や、入手できるお店の紹介などが巻末にあり、さすがです。お菓子作りの初心者でも、この本片手にがんばってみてください。私も初心者ですが、多少計量がいい加減でも失敗なくうまくできてます。(家庭で作るお菓子って、そんなものなのでしょうね。)
フランスの焼き菓子が大好きな方は必携の本!
 

パリの手帖『とっておきの お菓子屋さん&パン屋さん 地球の歩き方編集室 (ダイヤモンド社)2007
 パリで美味しいお菓子やパンを食べたい!と思ってフランスに来られる方にとってもオススメな、お菓子のガイドブックです。沢山のパリのお店が見開きページにカラー写真入りでずらりと紹介されています。「地球の歩き方」編集部の制作だけあって非常に使いやすくできており、本当に、これ1冊&メトロ地図だけでパリ市内の食べ歩きができちゃいます。雑誌で見かけてチェックしていた名店も、人から聞いてうろ覚えの店名も、巻末のカタカナ&仏語のINDEXで簡単に探せます。持ち運びしやすいA5サイズなのも嬉しいポイント。
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チョコレート選びに迷う時

デニーズおばさんのお店の冷蔵ケースに並ぶ、ベルナションやデュフーのチョコレートを前に、ほとんどのお客さまが頭を抱えてしまいます。ブラックチョコの上がけがしてあるので、中がどんな味なのか、パッと想像できないのですから悩まれてしまうのも自然なこと…。

そんなお客さまに、デニーズおばさんは言います。
「何にしましょうか?」 Qu'est-ce que vous voulez ?
「何がお好きですか?」 Qu'est-ce que vous aimez ?
そして、
「何がお嫌いですか?」 Qu'est-ce que vous aimez pas ?

3番目の質問に一瞬びっくりされる方が(フランス人でも)いらっしゃるのですが、これはデニーズおばさんなりの気遣いなのです。
シナモンやジンジャー(生姜)、ヌガー、アルコールなどの入ったチョコレートは、食べる方によっては全く受け付けない方もいらっしゃいますから。
たとえば、「シナモンとかアルコールが入ってるのはダメなんです」とおっしゃっていただければ、おすすめする際にあらかじめ狙いを定めることができます。

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Sauvagine <Fabrice GILLOTTE> (Dijon)

sauvagine1.JPG
こちら、Sauvagine ソヴァジン というチョコレート、ディジョンのMOFパティシエ、ファブリス・ジロット氏のものです。

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しゃべりどおし

昨日は日本人のお客さまがたくさんいらっしゃったので、忙しかったです。全部で8名さまくらい来られたと思うのですが、同時期に6名いらっしゃったので、まだ慣れていない私はてんてこまいで、随分とお待たせしてしまいました…(反省)しかも、商品の説明をする際に、フランス語と日本語のスイッチがなかなかうまくいかなくて、「え〜、あの〜、うー…」と言葉を探してばかり。(汗)昨日に限ったことでは無いんですけどね。脳よ、もっと活性化しておくれ…。

でも、お客さまとの出会いは心地よいものでもあり、昨日の日本人のお客さまの中に、フランスで勉強中の若いパティシエさんが2名いらっしゃって、がんばっていらっしゃるのだなーと思うと思わず笑顔になりました。(^^)

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ちっこくてかわいくっておいしくって… Petits Mulots <Mulot & Petitjean> (Dijon)

今日は、小さな小さなパン・デピスの袋詰め作業をしました。
ディジョンの有名店「Mulot & Petitjean ミュロ・エ・プチジャン」の小さなパン・デピス。
その名も「Petits Mulots プチ・ミュロ」です。
petitmulot1.JPG

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2007年10月23日

デニーズおばさんにもらったプルーン

最近、毎朝プルーンを食べています。
ドライプルーンはどちらかというと苦手なほうだったので、あんまり好んで食べない私。でも、デニーズおばさんが「プルーンは体にいいから、食べなさいね!」と言って1kgもくれたんです。
pruneau1.JPG

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2007年10月22日

ブルターニュの有塩バターキャラメル <Le Roux> (Quiberon, BRETAGNE)

Leroux3.jpg今から3年前、日本から遊びに来たパティシエ氏と奥様(私の友人)を連れて、ブルターニュの片田舎、キブロンという町まで行ったことがあります。
あのキャラメルで有名なアンリ・ルルーさんの工房を訪ねるためです。

近くの町に1泊し、翌日電車とバスを乗り継いでようやく、海辺の町キブロンにたどりつきました。バスの本数が少ないのでかなりの田舎なんだろうと思っていたのですが、確かに田舎ではあるのですが、バカンス客で夏は非常ににぎわう場だというのが行ってみてはじめてわかりました。
バスの本数が少ないため、帰りのバスを乗り過ごせないので、キブロンでの滞在時間はわずか。駅横のバスのりばからがしがし歩いてお店をめざします。


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ルルーさんの塩キャラメル Caramel Beurre Salé <Henri Le Roux> (Quiberon)

お店にいらっしゃる日本人のお客さまの大半の方が、この、ルルーさんのキャラメルを求めて来られます。
caramel1.JPG

思えば、私が最初にデニーズおばさんのお店を訪れたのも、大森由紀子さんの著書「パリ・スイーツ」でこのルルーさんのC.B.S.キャラメルを見て、食べてみたい!と思ったからでした。(ルルーさんのキャラメルは、この時はまだ、キブロンの本店とパリのデニーズおばさんのお店でしか売っていませんでしたから。)
最近ではアメリカでも紹介されていて、わざわざパリまでキャラメルを求めて買いに来られるお客さまが増えてきています。

まだこのキャラメルをご存知無い方に、一体何がどうスゴイのかといいますと…
こちら、「キャラメルとはこういうものだ」と駄菓子のキャラメルを見て思っている方の概念を覆すキャラメルなのです。

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Le mandarin de Grenoble <BOCHARD> (Grenoble)

お店の冷蔵ショーケースの中に入っているチョコのうち、一番奇妙なのがコレです。

mandarin.JPG
こんな感じです。
写真左上にあるのがビニールで1個ずつ包装したもの。
(ねっとりしているのでビニールに包んで販売しています。)
1個入り以外に、2個入り、3個入り…とあります。(量り売りです。)

ビニール越しだと中がわかりにくいので、あまり興味を持ってもらえない品なのですが、プレゼント用の箱詰めチョコを用意する際に、デニーズおばさんは必ずこれを1個、箱の中に入れるんです。

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2007年10月21日

サロン・デュ・ショコラ Paris 2007

今日は日曜日、お店のお手伝いはお休みでしたが、でも仕事してきました〜。
デニーズおばさんからサロン・デュ・ショコラへの入場券を2枚もらったので、夫と2人で行ってきました。

今年から、業界の人専用のサロンが増設されていて、私たちの持っていた券は業界人用のサロン「サロン・デュ・ショコラ プロフェッショナル」の専用チケットだったので、まずはそちらへ。

30分も行列してようやく入場パスを手に入れ、いざ会場内へ。

salonduchoc3.JPG

会場内に人は少なく、悠々と歩いてゆっくり見ることができました。
他の業界サロンでは、建築関連のサロンやレストラン・ホテル関連のサロンに行ったことがあるのですが、どこも同じく、一般の人がほとんどいないので、こんな感じですね。

入り口近くで、おしゃれなブースを見つけました。
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なんだろう〜?と思って近寄ってみると・・・
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黒い額の中には、チョコレートが展示されていました。

会場奥のほうで、チョコレートで作られた立体作品が展示されていました。
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コンペがあったようですね。
ひとつずつ見ていると、日本の方の作品があったので写真を撮ってきました。
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ミズノさんという方の作品です。
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天狗と睡蓮。
シャープな印象のとても洗練された作品でした。
日本の方ががんばっていらっしゃるのを見ると嬉しいです(^^)

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2007年10月20日

チョコレートハンター、現る。

今日のお客さまは、なんと、日本からチョコレートを求めてフランスに来られた女性でした。

その方がお店に入って来られたとき、なんと私は、まかない(?)で完熟のカキを食べているところでした。(苦笑)しかもレジ横で…。
お1人でゆっくりした様子だったので、しばらく店内を見ていただけば良いかと思い、デニーズおばさんと雑談しながらカキをむしゃむしゃ。

そのうち、声をかけられたので仕事モードに。
チョコレートをお求めでしたが、なんとなく、何かが違う・・・
選んだチョコの説明をメモしていらっしゃいます。あれれ?
デニーズおばさんが、「ジャーナリストさんなの?」と言うのでおたずねしたら、名刺を出されて「チョコレートを食べる会を主催しています。」と素敵な笑顔でおっしゃいました。

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2007年10月19日

これで「お姫様ケーキ」を作ろう! 薔薇の花びらの砂糖漬け

デニーズおばさんのお店にある品の中で、ずーっと前からずーっと気になっていた品があります。それは、きれいな色をした薔薇のはなびらの砂糖漬けです。

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バラが大好きな私。バラの香り、バラの花びらのジャム、みーんな好きなんです。だって、バラの香りをかぐと、とっても幸せ気分になれるから。(^^)
それもそのはず、バラの香りには抗鬱作用があるのだそうです。

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「NOUGAT NOIR」 ヌガー・ノワール

nougat4.JPGこちらでご紹介した黒いヌガーの製造に関する裏話です。

この真っ黒なヌガーは早朝4〜5時頃に作られます。なぜかと言いますと、銅鍋に入れたハチミツをひたすら温めて焦がすので、その香りが付近の蜂たちを呼び寄せてしまい、何万匹も襲ってくるからなんだそうです。真っ黒い蜂の大群が「蜜を返せ〜!」とやって来たら大変なことになるので、蜂がまだ寝ている時間にせっせとヌガー・ノワールを作るのだとか。
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